なぜ今、マインドフルネスなのか?

マインドフルネスが医学的に確立されたのは比較的最近の1970年代ですが、マインドフルネス実践の中核をなす瞑想の起源は紀元前に遡ります。
この古くて新しいマインドフルネスが現在特に必要とされている理由を、一般社団法人日本マインドフルネス普及機構は、マインドフルネスが「激変する情報環境への適応力や集中力を高め、人類に叡智をもたらす」とした上で次のように説明しています。
21世紀を迎え、技術革新がもたらす影響力は前世紀にも増して広範かつ高頻度になりました。 その恩恵により、人類を永きにわたって苦しめてきた物質的な欠乏との戦いから、私たちは次第に解放され、今まで以上に精神的な充足を求めるようになりました。
その一方、技術革新は私たちに新たな課題を提起しています。
情報爆発が引き起こす精神的なストレスや注意力の散漫は人類が初めて対峙する課題となっています。


もしかすると、私たちはかつて人類が経験したこともない精神的なチャレンジを要求されているのかもしれません。
物質的に豊かになった一方でデジタル機器による脳への負担が増大する今こそ、私たちはマインドフルネスが今まで以上に必要とされていると考えています。
マインドフルネスとは?
マインドフルネスは、心のトレーニング技法であり、
幸福実現のための実践スキルとして、いま最も注目を集めています。
1970年代からストレス対策などに用いられ、ハーバード大学やマサチューセッツ大学、オックスフォード大学など、
名だたる研究機関でもその効果は実証されてきました。
マインドフルネスとは、「いま・ここでの体験にあるがままに気づいている状態」
(一般社団法人日本マインドフルネス普及機構:JMPO)
過去や未来、周囲の人たちに翻弄されることなく、
自分と周囲を大切にするに生き方のスキルです。

マインドフルネスによって
期待される効果
- 心理的ストレスの低減
- 作業効率の向上
- 論理的判断力の向上
- 創造性の向上
- 免疫機能の向上

マインドフルネス市場の可能性
現在193万人が月1回以上マインドフルネスを実践しており、
国内市場規模は440億円、
今後マインドフルネスを行ってみたい人は935万人で、
2023年までに市場は約5.7倍に拡大、
年間市場規模は2,500億円まで成長する見込みです。
【調査概要】
調査対象:日本全国の20〜69歳男女個人400人
調査方法:インターネットによるアンケート配信
調査期間:2020年5月4日〜6日

