10分間のマインドフルネスは44分間の睡眠に相当する

仕事、友人、人間関係、家族、セルフケアのバランスを取ろうとするとして、頭がクラクラした経験は誰しもあるかと思います。私たちは様々な目標を達成しなければならないというプレッシャーを抱えています。本来なら、睡眠こそが最優先事項であるにもかかわらず、やるべきことを全て終わらせてなお、リフレッシュして目覚める事が、ほとんど不可能であると感じることがよくあるかと思います。私たちはただの生身の人間なのに。

しかし、新しい研究では、うたた寝をすることなく、もう少し疲労を回復させる方法が見つかりました。毎日たった10分のマインドフルネスの実践をすることで、約44分間の睡眠と同じくらい脳にポジティブな効果を得る事ができるのです。

マインドフルネスの実践とは正確にはどういうことでしょう? 人それぞれ異なりますが、伝統的なメディテーションから、意図的に頭をスッキリさせること、例えば歩くことや呼吸法などに至るまで色々とあります。

研究者は、実際に忙しい人々のグループ(新進の起業家たち)に2つの異なる調査を実施し、睡眠、ストレスレベル、またマインドフルネスの活動(行っていた場合)を測定しました。その結果、疲労が最も少ないと報告した人は睡眠不足ではあるが、それでも日常的にマインドフルネスに費やす時間を作っている、ということを発見しました。

注意点 マインドフルネスの実践がどれほど役立つかは上限があります。既に十分な睡眠が取れていて、それでもなお疲労を感じている場合、これらの実践による大きな効果は現れないことが発見されています。対象者が少し睡眠不足であった時に限り、実際にストレスを軽減する効果が見られました。

この研究は、夜通し起きて瞑想を行って構わないということを示すものでは決してありません。研究者は、確かにマインドフルネスは、ストレスを軽減し、リラクゼーションを促進するものであるが、実際の睡眠に取って代わるものではないと強調しています。結局のところ、質の高い睡眠ができなければ、ホルモンバランスが崩れ、体重が増加し、脳の健康状態が損なわれてしまいます。

あなたがストレスを感じてマインドフルネスの習慣を始めたいと思った時には、日々の習慣を少し変えるだけで簡単に実践する事ができますし、単なる瞑想による効果を遥かに超える事ができます。この習慣を身につけた際には、マインドフルネスとその全てのメリットを身につけ、新たな人生を歩む事ができるでしょう。

Text : Elizabeth Gerson

出典:mindbodygreen

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