自分を愛し好きになる3ステップの方法とは?

この記事では、意欲不足、立ち直れない、消極的といった諸問題の背景として自己愛の不足を取り上げ、自分を愛するとは何か、なぜ愛せないのか、そしてどうすれば愛し好きになれるのかという方法について解説していきます。

自分を愛し、好きになる方法

質問です。次のような問題に悩まされている方はいないでしょうか。

・挑戦する意欲がなかなか出ない

・立ち直るのに時間がかかる

・物事を消極的に見てしまう

もしかしたらその原因は、自分自身に対する愛情にあるかもしれません。今日の記事では、自分を愛するとは何かというお話をしていきます。自分を愛することはとても大切です。なぜならば、そのことこそが生きるうえでの根源的なエネルギー源となるからです。

この記事を読む事で、自分を愛する事で自己肯定感を高め、日々のあらゆる事に対して今以上にエネルギッシュに立ち向かっていく事ができるでしょう。是非最後までお楽しみ下さい。

自分を愛せないとどうなるのか

自分を愛する感情を、自己愛感情と呼ぶならば、自己愛感情は次の3つの感情で構成されていると言えます。それは

・自己受容感:ありのままの自分を認められる感覚

・自己信頼感:自分を信頼して行動する感覚

・自尊感情:自分には価値があると思える感覚

の3つです。自分を愛せている時人は、これら3つの感情をバランス良く適度に持てていますが、自分を愛せていない人というのは、これら3つの感情のいずれか、もしくは複数に対して問題を抱えています。すると、結果として

・どうせまた失敗すると思い込んで行動できない

・後ろ向きの判断ばかりで消極的

・自分や周りに対してネガティブな感情を抱きやすい

というように、「自動思考の罠」と呼ばれる負のループにはまり込んでしまいやすくなります。

■自己愛性パーソナリティ障害など

一方で、自分を愛しすぎ社会性を損ねる過度なナルシズムや、歪み矛盾した自己愛からくる自己愛性パーソナリティ障害というように、自己愛に関連する問題はその他にもあります。ただ、いずれにしても、根本では、自分に対する愛が不足しているという点は共通しており、そのことがどうしてもメンタル的な問題へと繋がってしまいやすいのです。

それでは一体どうして自分自身に対して、愛情を持て無いという状況に人はなってしまうのでしょうか。次にその原因について見ていきましょう。

自分を愛せない・好きになれない原因

先ほど、自分を愛する感情は、

・自己受容感

・自己信頼感

・自尊感情

の3つの感情によって成り立っていると仮定しましたが、「自分を愛せない」とはすなわち、そうした感情が、ネガティブな状態になっているということなのです。そのようにネガティブになってしまう要因は、人それぞれですが、パターンとして大きく3つに分けるとするならば次のように分けられます。

・パターン① 他者との比較の中で自分の不足部分を見ている

・パターン② 過去の失敗や後悔、恨みへのこだわりが自分を締め付けている

・パターン③ 周りの評価を気にし、自分の価値判断を他者に任せている

つまり、あるものではなく、ないものばかりに目が行き、今この瞬間ではなく、過ぎ去った過去ばかりに目が行き、そして、自分がどう思うかではなく、周りがどう思うかという事ばかりに目がいっているわけです。また、これら3つのパターンをさらに一言で言い表すならば、「自分に対する認知が歪んでいる」と言うことも可能です。

■認知の歪みがもたらす悪影響

そのような歪んだ認知でもって自分を嫌い、卑下し、ぞんざいに扱っていると、最初に述べたように、

・挑戦する意欲が出無い

・立ち直るのに時間がかかる

・物事を消極的に見てしまう

という事態に陥り、そこからさらに負の循環へと入っていってしまいます。自分を愛する事と、仕事や勉強への意欲、良好な人間関係、心身の健というのは一見すると関係の無いものに思えてしまうかもしれませんが、実は自分への愛情こそが、そうした人生に対するポジティブな働きかけの根源的なエネルギー供給源となっており、自分を愛する事がそのまま日々の生活の質を高めていく事につながるのです。

それでは次に、ここまでの解説を踏まえながら、では一体どうすれば自分を愛する感情を育てていく事ができるのか、そのために出来る事についてステップを踏んで解説していきます。

自分を愛せるようになる3ステップ

これから皆さんに考えていただくのは、次の3ステップです。

・ステップ① 自分の事をもっとよく知る

・ステップ② 自分にOKと言う

・ステップ③ 成長に向けて動き出す

それまで歪んだ目で見ていた自分の事を、ちゃんと正しく知り、そうして見つけ出した自分自身を認め、その上で自分の好きな方に成長していくために動き出す。この三つのステップを踏む事で、確実に自分に対する愛を復活させることができるようになります。それでは1つずつそのステップを解説していきます。

■ステップ① 自分のことをもっとよく知る

「自分の事は自分が一番よく知っているに決まっている!」と思われてしまうかもしれませんが、実は自分ほどに自分のことを良く分かっていない人はいないとも言えます。自分を愛せないという人は、先ほどその原因について解説した通り、自分自身のことを、

・他者との比較の中で

・過去への縛りの中で

・他者からの評価の目の中で

見ています。つまり、自分自身の目でちゃんと見てい無いわけです。まずは自分のことをもっとよく知る必要があります。そのために効果的な方法が、現時点でのライフチャートを作る事と、課題の分離を行う事です。

ライフチャートとは

ライフチャートとは、自分が人生で大切にしている複数の項目それぞれ対して、現時点で自分は10点満点中何点くらいなのかを知るためのものです。なぜライフチャートを描く事が大切なのかと言うと、偏った自己評価を修正するためです。自分を愛せていない時というのは、点数の低いある特定の一つの事だけで、自分の存在全ての点数を決めてしまっている可能性が高いのです。

ライフチャートを描く事で、自分が人生で大切にしていきたい事というのを、一つではなく2つ、3つ4つと認識して自分の視野を広げることができます。また、自分が人生で大切にする価値の中で、意外と既に高い点数をつけられる要素があることにも気づけます。

つまり、自分は10点満点中1点の人間などではなく、全体的に見れば10点満点中7点8点の要素もあり、平均的には1点などでは無いということを知れるのです。もちろん、10点満点中10点というわけではないでしょうが、これからの人生を通じてそれらの点数をバランス良く高めていけば良いという事が見えてきます。

課題の分離とは

次に、課題の分離をしっかり行います。課題の分離は、アドラー心理学で使われる用語ですが、認知の歪みを治すためには非常に効果的です。課題の分離では、今自分が抱えている悩みに対して、最終的な結論を出すのは誰かについて考え、自分がその最終的な結論を出せ無い事については、あれこれ思い込んでも無駄なので、それ以上もう考える必要が無いとします。

課題の分離をすることで、自分の人生において、何が大事で何が大事でないかが明らかになり、自分の力ではどうすることもできない事を気にしないで済むようになるので、人生が全体的に軽くシンプルなものになります。

■ステップ② 自分にO Kという

ステップ2では、ステップ1で認識した自分自身の全体的かつシンプルな姿に対して、OKと言って受け入れていくことをおこなっていきます。そのためには、紙の上で見つけ出した自分の姿を、実生活の中で実際に発見していくことを繰り返していきます。そのためにおすすめなのが、スリーグッドシングスという方法です。

スリーグッドシングス

これは、日々の生活の中で、毎日3つ、自分の肯定的な部分を見つけ出してメモしていく方法です。それまでは、そもそも自分が大切にしている価値観も明らかになっていませんでしたし、課題の分離が不十分で他者の課題を自分の課題のように思い込んで、生活が複雑なものになっていました。

しかし、先ほどのライフチャートと課題の分離によって、自分自身を全体的かつシンプルに見る事ができています。そのため、今では自分自身の肯定的な部分を見つけやすくなっています。別に些細な事でも全然かまわないのです。

・同僚に明るく挨拶をした

・親に久しぶりに電話をしてみた

・夕焼けが綺麗だなと思った

・外を歩いて散歩した

など、人間関係に関する事、自分の感性に関する事、自分の健康に関する事、なんだっていいので、肯定的な部分を見つけて、紙やスマホのメモ帳にどんどん書いていきます。

目標は毎日3つです。それを繰り返す事で、紙の上で見つけ出した肯定的な自分というのが、本当に自分自身の姿なのだと実感することができます。そうすると後は、そんな自分にOKと言うだけです。別に自分って、以前思っていたほどには悪くなんかないな、むしろちょっと良いかも。くらいに思えるように確実に変化していきます。

■ステップ③ 成長に向けて動き出す

そしてステップ3では、自分をもっともっと愛し、毎日を前向きに過ごしいけるようにしていきます。人が前向きになるとは、心を今に定め、そして未来をポジティブに描いていく事です。そのためには、ウィッシュリストというものを作ります。

ウィッシュリスト

ウィッシュリストでは、100個ほど、やりたいこと、興味のあること、実現したいこと、楽しみたいこと、望んでいること、をどんどん書いていきます。大きなことから小さなことまで、なんでもいいので、思いつくままにどんどん書いていきます。なぜそんなに書くのかというと、日々を小さな達成で満たしていくためです。自分を愛せていない時、人はある特定の大きな望みばかりに目がいき、それが叶わない事を理由に、塞ぎ込んでしまいがちです。

しかし、日々の生活をもっとフラットにありのままに眺めてみると、そこには自分が望むものが沢山実現していることに気づけます。そうすると、毎日は楽しくなり、「私の毎日は意外と悪く無い、むしろ結構いいかも」と思え、意外と良い感じの自分自身と日々を楽しく過ごしていく事ができるようになります。自分を愛するとは、つまりそういう事なのではないでしょうか。

自分を愛し好きになれれば怖いものはない!

以上いかがでしたか?今日の記事では、「自分を愛する」という事に焦点を定め、解説をおこなってきました。自分を愛する事ができれば、もう怖いものはありません。なぜならば、「今」というこの瞬間の連続である人生において、
今この瞬間瞬間の全てにおいていつも一番近くにいるのは他ならぬ自分自身だからです。そうした自分への愛は、

・安心・平穏・感謝

・挑戦・改善・前進

・協調・協力・貢献

そういったものを生み出す、根源的なエネルギーとしていつも自分を奮い立たせてくれるようになります。この記事の内容が何か1つでもあなたのお役に立てておりましたら幸いです。最後までご愛読ありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。

出典:ライフハックアニメーション

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