18歳でヨガに出合い、それ以降ヨガや瞑想、哲学を学び続けている岩田理佐さん(以下りさ先生)。最近は瞑想や哲学のオンライン講座を中心に活動をされて、「わかりやすい」と定評。りさ先生の「伝わりやすい言葉へのこだわり」を伺いました。
―現在は愛知で活動されているとのことですが、どのようなレッスンを行っているのですか?
愛知を中心に、以前はスタジオレッスンがメインで主にハタヨガベースのヨガやヨガニドラを行っていました。現在は主にオンラインで哲学や瞑想を伝えています。3か月の瞑想講座やグループセッション、個人セッション、1年くらい長期で長く行うセッション、など様々なことをやっています。コーチングやカウンセリングに似ている部分もありますが、ヨガの哲学ベースになっているのが特徴です。
―ヨガのレッスンではなく講座やセッションがメインということでしょうか?
はい。対面でレッスンを行っていた時から、いつか瞑想や哲学の講座をやりたいという構想はありましたが「今じゃないな」という感覚があって。コロナ禍という世界が劇的に変わる状況になった時に周りを見渡してみたら、哲学を学んでいる仲間は気持ちのブレや不安を全く抱えていなかったんです。それで「やっぱり哲学ってすごい!これを伝えるなら今だ!」と感じました。色々な感情が渦巻いている方々に「自分の内側を観てほしい。自分と向き合うことで楽になる」そう伝えたいと思いました。
―世の中の状況が背中を押してくれたということですね
数十年前だったら、ヨガや哲学、瞑想といえばなんとなく怪しい感じで、多くの人はそもそも知らなかったり、抵抗感があったりしたと思うんです。でも時代の流れによってマインドフルネスや自己肯定などの話が普通にできるようになって、さらに世の中の劇的な変化が起こって・・・。「この危機に活かすためにマインドフルネスの流行りがあったんじゃないか!」という巡りあわせ?!運命?!を感じるくらい、この流れにしっくりきました。

―瞑想やヨガニドラ、哲学も「難しい」という抵抗を持っている方が多くいらっしゃいますよね。りさ先生のクラスはわかりやすいという声が多いようですが、どんな工夫をされているのでしょうか?
ヨガ哲学を伝える時は、たとえ話をよくしています。私自身も哲学の勉強をしてきましたが、周りを見渡すと寝ている方を多く見てきました。なので、なるべく私の中で咀嚼して、現代に置き換えてわかりやすく時には笑い話も交えて伝えることを意識してます。
―たとえ話のほかに言葉選びなども意識されていますか?
はい。私は以前から、ヨガニドラ=眠るヨガと言われるヨガを伝えていたので、目を閉じて寝た姿勢でも伝わるようにインストラクションすることは意識して行っていました。例えばリラックスしてもらう呼吸ひとつでも、まどろんで・まるく・やさしく・やわらかい雰囲気など表現は無限にあります。同じようにイメージしてもらうにはどう伝えたらいいか?をすごく考えていたので、それが哲学や瞑想といった難しい印象のある講座や、セッション、オンラインという状況でもとても活かされています。
―常日頃から練習されているのですか?
してますね(笑)最近は、離島で過ごすことにハマっているのですが、島の美しい風景や感じている幸福感は、どういう言葉にしたら伝わるだろう?とふとした瞬間に考えながら過ごしています。

―4月22日にラッセルミープレミアムで行っていただく特別レッスンについて教えてください
瞑想のレッスンを行いたいと思っています。この日はアースデイということもあり、地球に生きているということを瞑想で感じてもらいたいと思っています。ヨガの哲学でも、地球環境を守るという考えもありますが、それは「自分を守る」ことがベースにあります。そのため、軽く呼吸法をしたり体をほぐして体の循環を良くし自分を整えてから、地球にいるということに感謝していく瞑想も行いたいと思っています。
―この日だからこそ味わえる、特別な瞑想になりそうですね!とても楽しみにしています!りさ先生、ありがとうございました。
※アースデイとは、1970年にアメリカで始まったムーブメント。地球に感謝したり地球の事を考えて過ごす日として世界中に広まっているソーシャルアクションのこと。
Text:伊藤 香奈
Edit:磯 沙緒里
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